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| 太郎: |
同和問題は、何故自分自身の問題なのでしょうか? |
| 先生: |
それでは、君は、人権ということについてどう思っていますか? |
| 太郎: |
人権とは、人びとが生存の自由を確保し、幸福を追求する権利のことだと思います。 |
| 先生: |
そのとおり。もう少しわかりやすく言えば、人間として自由に生きて、幸せに暮らす身近な権利なんだ。もちろん自由には責任、権利には義務がともなうんだよ。 |
| 太郎: |
はい。だから誰もが幸せに生きるためには、自分や他人の人権を尊重し、お互いの権利を守り合うことが、何よりも大切だと思います。 |
| 先生: |
そうだね。だが、同和問題は、特定の地域に生まれたということで差別を受けるという、わが国における典型的な人権問題なんだ。だから同和問題の解決をはかるということは、同じ社会のしくみから生じた他の人権問題の解決につながっているんだよ。 |
| 太郎: |
なるほど。同和問題の解決に努めることは、お互いの人権を守り合うことを実践していることなんですね。 |
| 先生: |
そのとおり。平成12年の県民意識調査では、同和問題は「県民一人ひとりが自らの課題として受けとめるべきである」と肯定的に答えている人が、合わせて65%余りあるんだが、もう少し多くなってほしいね。 |
| 太郎: |
でも、かなりの県民が、自分自身の問題と受けとめていますよね。 |
| 先生: |
私たち一人ひとりが、いろんな差別を生んできた社会のしくみの中に生きていることを自覚して、自己の変革に努め社会を変える必要がある。そのため、同和問題を自分自身の問題としてとらえ、その解決に取り組むことが大切なんだよ。 |
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